一般的なスレート屋根やセメント瓦屋根のリフォームとなると塗装と考える方がほとんどです。
また、お見積もりをとってみても、ほとんどの会社が「塗装」の見積もりを出すでしょう。
しかし、本当にそれで大丈夫でしょうか?
「周りのお家が塗装しているから」とか、「外観リフォームといえば塗装でしょ」と安易に考えてはいないでしょうか?
実は、中には、塗装をしてはいけないお家があるのです。
屋根の状態を見ず、安易に塗装すると危険!
スレート屋根のお問い合わせをいただくほとんどのお客様が、
一度は塗装を検討、または ハウスメーカーや近くの塗装屋さんに見積もりを依頼されています。
しかし実際に診断してみると「塗装では家が長持ちしない」と判断することがあります。
メンテナンスは家を長持ちさせるための工事です。傷んでいるところに塗装をしても、 家は長持ちしません。
長持ちしないプランで見積もりを出すことは、あまりにもお客様 には不利益です。
お客様の家にあった、 カバー工法や葺き替えも視野に入れた提案が必要なのです。
「カバー工法や葺き替えは、塗装と何が違うの?」と疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう。
カバー工法、葺き替えは、屋根材を塗料で守るだけの塗装よりも、屋根を長持ちさせることができる工法です。
カバー工法とは、現状の屋根材の上から
新しい屋根材をかぶせる(カバーする)工法のことです。
塗装よりも長持ちし、既存の屋根材の解体や処分する手間がかからないので、
コストを安くできる上、廃材も少ないエコな工法です。
すでに葺かれている屋根材を撤 去して、
新しい屋根材に葺き替 える工法です。
古い屋根を撤去 することにより、下地などもメ ンテナンス出来ます。
葺き替え可能な屋根材の種類も豊富。軽い屋根を使えば、耐震面でも安心です。
正直に言いますが、一度限りのメンテナンスであれば、塗装が一番安価で施工することが可能です。
屋根の傷みも外から目に見えるものではありません。しかし、屋根が傷んだ状態で、お家が長持ちすると思いますか?
私たちはそうは思いません。実際に、屋根材や下地が傷んでいるのに塗装でごまかされて、
雨漏りなどのトラブルに繋がってしまったケースもあります。
安心して暮らすためには、適切な工事が必要なのです。
今すぐではなくとも、お客様の不利益を生むような事態だけは、絶対に避けなければなりません。
また、2~4回は必要となる塗装よりも、一度で済むカバー工法や葺き替えの方が、費用的にもお得です。
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